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2026年3月8日 (日) 22:51時点における版
オルトシアー(Ορθωσία, Orthosiā, Orthosie)は、ギリシア神話に登場する女神である。季節の女神ホーラーの1柱で、大地の繁栄を司る。その名は「繁栄」を意味する。日本語では長母音記号を省略してオルトシアとも表記される。
ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌスの『ギリシア神話集(Fabulae)』によると、ゼウスとテミスの娘で、アウクソー、エウノミアー、ペルーサー、カルポー、ディケー、エウポリアー、エイレーネー、タローと姉妹。大地の豊饒を司り、季節の秩序と人間社会の秩序を司る女神を加えた9柱のホーラーの1柱である[1]。
ヒュギーヌスのホーラー
- アウクソー:カリスの1柱。春と万物の生長を司る。ホーラーの場合。夏を司る存在として植物の生長を象徴する。
- エウノミアー:秩序を司る[2]。
- ペルーサー:大地の豊穣を司る。
- カルポー:秋を司る。
- ディケー:正義を司る。
- エウポリアー:大地の潤沢・豊潤・豊饒を司る。
- エイレーネー:平和を司る。
- タロー:春を司る。アテナイで人気があったようである。
参考文献
- Wikipedia:オルトシアー(最終閲覧日:26-03-08)
- ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店(1960年)
- Wikipedia:アウクソー(最終閲覧日:26-03-08)
- Wikipedia:エウノミアー(最終閲覧日:26-03-08)
- Wikipedia:ペルーサー(最終閲覧日:26-03-08)
- Wikipedia:カルポー(最終閲覧日:26-03-08)
- Wikipedia:エウポリアー(最終閲覧日:26-03-08)
- Wikipedia:エイレーネー (ギリシア神話)(最終閲覧日:26-03-08)
関連項目
- アルテミス:スパルタのアルテミスと関連するか?
脚注
- ↑ ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス、183話。
- ↑ シケリアのディオドロス、5巻72・5。