「セルケト」の版間の差分
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その姿は、サソリか、頭頂にサソリをつけた女性の姿で現される。セルケトはしばしば、頭にサソリを乗せ、その尾は刺そうとしており、片手にアンク、もう片方の手に王笏を持つ女性として描かれる。 | その姿は、サソリか、頭頂にサソリをつけた女性の姿で現される。セルケトはしばしば、頭にサソリを乗せ、その尾は刺そうとしており、片手にアンク、もう片方の手に王笏を持つ女性として描かれる。 | ||
猛毒を持つサソリは、北アフリカでは、昔から恐るべき動物とされており、それを象ったセルケトは、古代エジプトにおいてサソリの毒や、その他の砂漠に住む有害な生き物たちの毒から人々を守るとされ重要視された。また王の守護者として信仰された。彼女はサソリの刺傷や、'''蛇に噛まれた傷'''などを治すことができると考えられていた。そのため、セルケトは悪の神である大蛇アペプから神々を守るとよく言われていた。 | |||
[[イシス]]が幼い[[ホルス]]を守るためサソリを護衛につけたという神話からセルケトは、イシスの眷属ともされている。また壁画などに描かれるとき、描いたサソリが動き出して害をなさないように足としっぽをもぎ取った形で表される。これは、古代エジプト人は、描いたものは、現実になり永久に持続すると考えたからである。 | [[イシス]]が幼い[[ホルス]]を守るためサソリを護衛につけたという神話からセルケトは、イシスの眷属ともされている。また壁画などに描かれるとき、描いたサソリが動き出して害をなさないように足としっぽをもぎ取った形で表される。これは、古代エジプト人は、描いたものは、現実になり永久に持続すると考えたからである。 | ||
2026年3月4日 (水) 06:08時点における版
セルケト(Serket)は、古代エジプト神話の女神。
概要
その名の意味は、「セルケトヘティト(呼吸させる者)」。彼女は主に先王朝時代(紀元前6000年頃~紀元前3150年頃)の下エジプトで崇拝されていた。
その姿は、サソリか、頭頂にサソリをつけた女性の姿で現される。セルケトはしばしば、頭にサソリを乗せ、その尾は刺そうとしており、片手にアンク、もう片方の手に王笏を持つ女性として描かれる。
猛毒を持つサソリは、北アフリカでは、昔から恐るべき動物とされており、それを象ったセルケトは、古代エジプトにおいてサソリの毒や、その他の砂漠に住む有害な生き物たちの毒から人々を守るとされ重要視された。また王の守護者として信仰された。彼女はサソリの刺傷や、蛇に噛まれた傷などを治すことができると考えられていた。そのため、セルケトは悪の神である大蛇アペプから神々を守るとよく言われていた。
イシスが幼いホルスを守るためサソリを護衛につけたという神話からセルケトは、イシスの眷属ともされている。また壁画などに描かれるとき、描いたサソリが動き出して害をなさないように足としっぽをもぎ取った形で表される。これは、古代エジプト人は、描いたものは、現実になり永久に持続すると考えたからである。
イシス、ネフティス、ネイトと共に死者の内臓が入ったカノプス壺を守護する四柱の女神の一柱ともいわれている。
参考文献
- Wikipedia: