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リュコメーデース
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=== 晩年のテーセウスを迎える === アテーナイ王テーセウスは晩年に至ってなお、10歳のヘレネーを略奪したり、冥府におりて囚われるなど冒険を続けた。冥府からはヘーラクレースによって助けられ、再び地上に帰還できたが、不在のあいだにヘレネーの兄弟ディオスクーロイが妹を奪還せんとアテーナイに侵攻し、メネステウスを王位につけた<ref name=grd-162>『ギリシア・ローマ神話辞典』、p.162。</ref>。 テーセウスは、メネステウス一派による、あるいは以前に殺害した[[パラース]]の息子たち一派による叛乱のため、アテーナイより遁れ、親族のリュコメーデースに庇護を求めた。リュコメーデースはこれを受け入れるが、テーセウスが自国の民や臣下の人気を獲得し、彼の王座を奪うことを畏れてテーセウスを害した。テーセウスに友誼を示しつつ、彼を誘って崖の頂きまで行き、そこよりテーセウスを突き落として殺したとされる<ref name=grm-263 /> <ref name=grd-303 /> <ref name=grd-162 />。アポロドーロスは、崖とは述べず、深い穴に突き落として殺害したと記している<ref>アポロドーロス、摘要-1-24。</ref>。また別の説では、テーセウスは殺されたのではなく、食後の散歩の途中、誤って崖から落ちて死んだともされる<ref name=k-303>呉茂一『ギリシア神話』、p.303。</ref>。
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